“聖路加”の読み方と例文
読み方割合
せいろか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自らの考案になった機に乗って斯界しかいのために尽そうとした最初の日に墜落して名誉の犠牲者となったということや、米国大使が聖路加せいろか病院で逝去されたことなどが報じられた。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
一游亭いちいうていと鎌倉より帰る。久米くめ田中たなかすが成瀬なるせ武川むかはなど停車場へ見送りにきたる。一時ごろ新橋しんばし着。直ちに一游亭とタクシイをり、聖路加せいろか病院に入院中の遠藤古原草ゑんどうこげんさうを見舞ふ。
こんな旅の感じが好きであったが、ひとつには、聖路加せいろか病院の近所にドライアイスの工場があって、そこに雑誌の同人が勤めていたため、この方面へ足の向く機会が多かったのである。
日本文化私観 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)