“者勒瑪”の読み方と例文
読み方割合
ジェルメ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成吉思汗ジンギスカンの白馬が者勒瑪ジェルメに引かれて来る。成吉思汗ジンギスカンは無造作に飛び乗る。喨々りょうりょうたる喇叭の音起る。舞台全面の軍勢、勇み立つ。
者勒瑪ジェルメ (主馬頭しゅめのかみ)仰せまでもございません。馬という馬は、栗毛も葦毛も、気負い立って、あれ、あのように、早く矢を浴びたいと催促しております。
合撒児カッサル 木華里ムカリはまだ帰らぬな。者勒瑪ジェルメ、軍馬の様子はどうだ。これからただちに札荅蘭ジャダラン城を屠り、長駆、抗愛山脈を衝くのだから、ひえでも藁でも、充分に食わせておくがよいぞ。