老耄奴おいぼれめ)” の例文
うね、うたはういわ、萬望どうぞ海龜うみがめの』とあいちやんが熱心ねつしんこたへました、グリフォンはすこぶ不滿ふまんさうに、『フム!面白おもしろくでもない!「海龜うみがめ肉汁スープ」なんぞ、なん老耄奴おいぼれめが?』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
四十になる頃にはもうおしまいだ。私は五十三だった、非常につらかった。それに職人というものは意地が悪いんだ! 年が若くなくなると、もう人並みの扱いはしないで老耄奴おいぼれめがと言いやがる。