“老巧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らうかう42.9%
ろうこう42.9%
らうこう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一通りの調べが濟んで歸らうとすると、檢死に立會つた、同心長谷部彌三郎が、老巧らうかうの目明し、村雨むらさめてつをつれて、淺野屋をのぞきました。
と亀の甲より年の功、流石さすが老巧ろうこうの親身の意見に孝助はかえす言葉もありませんで、口惜くやしがり、たゞ身を震わして泣伏しました。
今まで熊井熊五郎を追廻した老巧らうこうの御用聞、三輪の萬七も其處までは氣が付かなかつたのでせう。