“縄目”のいろいろな読み方と例文
旧字:繩目
読み方割合
なわめ94.1%
なはめ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、その縄目なわめをうけた姿を見たら、急に自分で、自分がいじらしくなって、思わず泣いてしまったと、まあこう云うのでございますがな。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
民蔵は縄目なわめにかけた伊那丸を、梅雪入道の前へひきすえた。拝殿の上から、とくと、見届みとどけた梅雪は、大きくうなずいて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
迫りくるそが縄目なはめをば見逃さざりき。立つて羅馬を討たんとは決意せり