絶漠ぜつばく)” の例文
彼は愛親覚羅あいしんかくら氏が絶漠ぜつばくより起り四百余州を席捲せっけんするの大機を洞観し、国防的経綸けいりんを画せり。彼は思えり、北狄ほくてき、支那を呑む、いて我くにに及ぶ、殷鑑いんかん蒙古にありと。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)