“給桑”の読み方と例文
読み方割合
きゅうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
養蚕室にあてた例の薄暗い八畳で、給桑きゅうそうに働いていたお島は、甲高かんだかなその声を洩聞くと、胸がどきりとするようであった。お島はじきに六部のことを思出さずにいられなかった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)