“素的”の読み方と例文
読み方割合
すてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねえ君、だからソバケーヴィッチなんかすっぽかしちまってさ! おれんちへ行こうよ! 素的すてきな蝶鮫の乾物を御馳走するぜ。
…………今日は誰も来ないと思ったら、イヤ素的すてきな奴が来た。蘭麝らんじゃかおりただならぬという代物しろもの、オヤ小つまか。小つまが来ようとは思わなかった。
(新字新仮名) / 正岡子規(著)
「なんて素的すてきな町だろう。阿弗利加趣味と西欧趣味とがう旨く調和しているなんて、なんて素的な町だろう!」
死の航海 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)