“紛論”の読み方と例文
読み方割合
ふんろん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、この紛論ふんろんに、あいそをつかして、慨然がいぜんと、席を突っ立った一将がある。本多平八郎忠勝ほんだへいはちろうただかつだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いかにも昨夜また今朝、一度ならず抱懐ほうかいの一端は申しのべたが、それがしの申すたびに、あなた方が反対召さる。座中ごうごう、紛論ふんろんをかもすのみで、何らの効もない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
各〻めいめい気儘の紛論ふんろんは、主君のおさぬが為に、はやあのざまと他藩にわらわれもしよう。……ともあれ、今宵は火之見ひのみ、御蔵方、それ以外の者は、すべていったん御帰宅のことじゃ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)