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紅味
ふりがな文庫
“紅味”の読み方と例文
読み方
割合
あかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかみ
(逆引き)
久しぶりに十兵衛は、父の血色に壮者のような
紅味
(
あかみ
)
を見た。しかし云い終るとすぐ、
鬢髪
(
びんぱつ
)
の
霜
(
しも
)
をそそげ立てて烈しく
咳
(
せ
)
き
入
(
い
)
った。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
またある時は花のやうに白い
中
(
うち
)
にも自然と
紅味
(
あかみ
)
を含んで、若く、清く、活々とした顔付をして居るやうな人であつたに相違ない。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
たとえば彼女の
紅味
(
あかみ
)
のさした豊かな頬は、青白い首の血色と対照される時に、その本来の紅さよりも以上に生き/\としたものに思えたであろう。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
紅味(あかみ)の例文をもっと
(21作品)
見る
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
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