“箴言”の読み方と例文
読み方割合
しんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すこし休息するのが自然のおきてだ(こう言われて八等官は、この分署長は先哲の残した箴言しんげんになかなか詳しいんだなと見てとった。)
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
君の作品に於いても、根強い一つの思想があるのに、君は、それを未だに自覚していないのです。次の箴言しんげんを知っていますか。
風の便り (新字新仮名) / 太宰治(著)
正造は一読、二読、自分にとって実に適切な箴言しんげんだと思った。しかも目にみる父の手跡をとおして父の情が測々と胸に沁みてくる思いだった。
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)