童顔どうがん)” の例文
旧字:童顏
私はあの時木兎みみずくかと思った、ちかぢかと寄って見る鳶は頭のまるい、ほんとに罪のない童顔どうがんの持主であった。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
居士こじはいつもかわりのない童顔どうがんに明るい微笑びしょうなみのようにたたえて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とエバン船長は、まっかな童顔どうがんを少年の方によせてくる。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)