“竜鳴”の読み方と例文
読み方割合
りゅうめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何のために枕頭にステッキを飾るのか吾輩には分らなかった。まさか易水えきすいの壮士を気取って、竜鳴りゅうめいを聞こうと云う酔狂でもあるまい。きのうは山の芋、今日きょうはステッキ、明日あすは何になるだろう。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)