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立兵庫
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たてひやうご
ふりがな文庫
“
立兵庫
(
たてひやうご
)” の例文
赤い腹掛に
涎掛
(
よだれがけ
)
をし、
立兵庫
(
たてひやうご
)
に髮を上げた、
裲襠姿
(
うちかけすがた
)
のお妙を乘せて、振事をやるといふから、あつしは笑つて笑つて笑つてやりましたよ。
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金糸銀糸の
刺繍
(
ぬひとり
)
をほどこした
裲襠
(
うちかけ
)
、天地紅の
玉章
(
たまづさ
)
を、サツと流して、象の背に横樣に乘つた
立兵庫
(
たてひやうご
)
、お妙の美しさは、人間離れのしたものでした。
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“立兵庫”の解説
立兵庫(たてひょうご)とは室町時代の女性の髪形。身分のそれほど高くない若い女性、特に女歌舞伎の役者や遊女に好まれたもので、上流の女性は結わない。後にここから派生したものが、花魁の髷で知られる横兵庫である。
名前の由来には諸説あり、兵庫の遊女、兵庫鎖、兵庫桶などが由来の候補として挙がっている。唐輪の派生。
(出典:Wikipedia)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
庫
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞