“窄袴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ずぼん50.0%
ズボン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十年も着古した樣で、何色とも云へなくなつた洋服の釦が二つ迄取れて居て、窄袴ずぼんの膝は、兩方共、不手際に丸く黒羅紗のつぎが當ててあつた。
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
二十年も着古した様で、何色とも云へなくなつた洋服の、上衣の釦が二つ迄取れて居て、窄袴ズボンの膝は、両方共、不手際に丸く黒羅紗のつぎが当ててあつた。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)