まで)” の例文
ほんにこれまでお羨しい赤様の和子様にては、生ひ立ちたまふお行末が御案じ申されまするなど。あるほどの世辞いひたりしに、子を誉められて嬉しからぬはなき世の親心。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
霧の深きを踏むまで
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)