“秘園”の読み方と例文
読み方割合
ひえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とは思っているが、去年、北国攻めの凱旋がいせんと共につれ帰った——浅井長政のわすれがたみで、故信長の妹、お市の方のむすめ達三人を——秘園ひえんの花とで育てている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉がいま、温室の花として、三の丸の秘園ひえんにその育ちを待っている三人の姫もいた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)