“秀尾”の読み方と例文
読み方割合
ハツヲ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山鳥の尾ろの秀尾ハツヲに 羅摩カヾミかけ、トナふべみこそ、汝によそりけめ(万葉巻十四)
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と言ふ歌は、依然として、謎の様に辿られるのみであるが、根本には、山鳥の秀尾ハツヲを矧いだ矢に、鏡をかけたと言ふ幣束が、古い日本にも行はれて居た事実を、潜めて居る様な気がしてならぬ。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)