“禅莚”の読み方と例文
読み方割合
ぜんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正親町おおぎまち天皇には、禅に御心みこころをよせ給うこといと深くおわした。妙心寺の愚堂など幾たびか召されて宮中の禅莚ぜんえんに参じている。従って、朝廷に奉じる禅家一般の臣節にも、武家以上かたいものがあった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)