“神漏岐”の読み方と例文
読み方割合
かむろぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神代史の神漏岐かむろぎであるとも、またはアイヌ語のカムイロキであるとも説明し得るから、後年かくのごとき説が起ることがあろうが、私はあらかじめこれに賛成しない。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
高天原たかまのはら神留かんづまります皇親すめらがむつ神漏岐かむろぎ神漏美かむろみみことをもちて、大山祇大神おほやまつみのおほんかみをあふぎまつりて、青体あをと和幣三本にきてみもと白体しろとの和幣三本を一行ひとつらに置き立て、種々くさぐさのそなへ物高成ものたかなして神祈かむほぎに祈ぎ給へば
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)