“神居古潭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かもゐこたん57.1%
かむいこたん28.6%
かむゐこたん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのさわやかなヰスキに醉つた勢ひで、渠は再び汽車に投じ、紅葉に有名な神居古潭かもゐこたんまで來た。山と山とが迫つて來て、石狩川がその間を流れる。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
十時、汽車は隧道とんねるを出て、川を見下ろす高い崖上がいじょうの停車場にとまった。神居古潭かむいこたんである。急に思立って、手荷物諸共もろともあわてゝ汽車を下りた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
十時、汽車は隧道とんねるを出て、川を見下ろす高い崖上の停車場にとまつた。神居古潭かむゐこたんである。急に思立つて、手荷物諸共あわてゝ汽車を下りた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)