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礪
ふりがな文庫
“礪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
と
83.3%
みが
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と
(逆引き)
木枯
(
こがらし
)
凄
(
すさ
)
まじく鐘の
音
(
ね
)
氷るようなって来る辛き冬をば
愉快
(
こころよ
)
いものかなんぞに心得らるれど、その茶室の
床板
(
とこいた
)
削りに
鉋
(
かんな
)
礪
(
と
)
ぐ手の冷えわたり
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
故
(
ことさ
)
らに
迹
(
あと
)
を
滅
(
け
)
さんと、きりこみし人々、皆其刀を
礪
(
と
)
がせし中に、一瀬が刀の
刃
(
は
)
二個処いちじるしくこぼれたるが、臼井が短刀のはのこぼれに
吻合
(
ふんごう
)
したるより
露
(
あら
)
われにき。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
礪(と)の例文をもっと
(5作品)
見る
みが
(逆引き)
汝の
云
(
い
)
うその南山の竹に矢の羽をつけ
鏃
(
やじり
)
を付けてこれを
礪
(
みが
)
いたならば、ただに犀革を通すのみではあるまいに、と孔子に言われた時、愛すべき単純な若者は返す言葉に
窮
(
きゅう
)
した。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
礪(みが)の例文をもっと
(1作品)
見る
礪
漢検準1級
部首:⽯
19画
“礪”を含む語句
砥礪
礪波
礪並
礪波山
西礪波
張内礪杵道作
東礪波
真礪
磨礪
礪並山
鹿礪石
“礪”のふりがなが多い著者
上田秋成
幸田露伴
中島敦
森鴎外