“磯邊”の読み方と例文
新字:磯辺
読み方割合
いそべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三保みほの入江にけぶり立ち、有渡うどの山かげおぼろにして見えわかず、袖師そでし、清水の長汀ちやうてい夢の如くかすみたり。世にもうるはしきけしきかな。われは磯邊いそべの石に打ちよりてこしかた遠く思ひかへしぬ。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)