“矮虎”の読み方と例文
読み方割合
わいこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで第四隊にいたその二将を、第一隊に入れ代え、燕順えんじゅん矮虎わいこ楊雄ようゆう朱同しゅどう柴進さいしん李俊りしゅんなどを二陣三陣として、城下へせまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蕭譲しょうじょうも金大堅も、おぼえの腕前で相手に立った。あげくに、逃げる矮虎わいこを追っかけたが、それは早や相手の術中に落ち入っていたものだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
矮虎わいこの手下にきいてみると、あれから女轎おんなかごの供の兵隊七、八人を追っ払い、女の身は轎舁かごかきぐるみ、矮虎が自分の住居へ連れ込んでしまったきりだという。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)