“矢鏃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やじり80.0%
バンデリラ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、森からは弓材になるまゆみつきあずさが切り出され、鹿矢ししやの骨片の矢の根は征矢そや雁股かりまたになった矢鏃やじりととり変えられた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
李は嚢にあらん限りの薬をかれらにも施すと、いずれも奪い合って飲みましたが、それは怖ろしい毒薬で、怪鳥や猛獣をたおすために矢鏃やじりに塗るものでありました。
三人各二本だから合計六本の矢鏃バンデリラを差されて、牛はおいらんのこうがいみたいな観を呈する。