眉秀まゆひい)” の例文
常に飄然ひようぜんとして、絶えて貴族的容儀を修めざれど、おのづからなる七万石の品格は、面白おもてしろ眉秀まゆひいでて、鼻高く、眼爽まなこさはやかに、かたちきよらあがれるは、こうとして玉樹ぎよくじゆの風前に臨めるともふべくや
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
内にいたのは、年ごろ三十四、五の、眉秀まゆひいでた一人の法華行者ほっけぎょうじゃであった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)