“目蓋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まぶた96.3%
めおお3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟はまだよく歩けない時分に、火鉢の角にぶつかって、どっちかの目蓋まぶたに傷をして、後になっても、その傷跡が消えずに残っていた。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
幹子みきこ目蓋まぶたは、もう開けられないほど重くなって来ました。けれどお月様は、やっぱり窓からお母様や幹子の寝床をてらしました。
(新字新仮名) / 竹久夢二(著)
大村のうクリクに身を置いていない純一が為めには、目蓋めおおいを掛けたように一方に偏した評論は何の価値をも有せない。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)