トップ
>
畛域
ふりがな文庫
“畛域”の読み方と例文
読み方
割合
しんいき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんいき
(逆引き)
今はもはや、歴史的には意義のあるこの称呼とそれによって作られた人為の
畛域
(
しんいき
)
とに拘泥すべき時ではない。
東洋文化、東洋思想、東洋史
(新字新仮名)
/
津田左右吉
(著)
その
畛域
(
しんいき
)
内に池田氏の墓が数基並んで立っていたことを記憶している。墓には多く誌銘が刻してあった。然るに近い頃に嶺松寺は廃寺になったというのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
抽斎は『老子』を
尊崇
(
そんそう
)
せんがために、先ずこれをヂスクレヂイに
陥
(
おとし
)
いれた仙術を、道教の
畛域
(
しんいき
)
外に
逐
(
お
)
うことを
謀
(
はか
)
った。これは早く
清
(
しん
)
の
方維甸
(
ほういでん
)
が
嘉慶板
(
かけいばん
)
の『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』に序して弁じた所である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
畛域(しんいき)の例文をもっと
(2作品)
見る
畛
漢検1級
部首:⽥
10画
域
常用漢字
小6
部首:⼟
11画
“畛域”のふりがなが多い著者
津田左右吉
森鴎外