留女とめじょ)” の例文
なんともほかからはっきりはめられないが、美妙斎はそのころから関係のあった、浅草公園の女、石井留女とめじょを、九月尽日じんじつ落籍らくせきして、その祝賀を、その、おなじ雑記帳へも書いているのだ。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)