“甲賀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうが88.9%
かふが11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三重県の北部から滋賀県の甲賀こうが地方にかけて、春のはじめに神様を山から、さとの方へ御迎え申す作法として、鉤曳かぎひきという神事がある。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
いつものように、大坂、よど、京都と経て来た秀吉の大軍は、どうしたことか、こんどは坂本から急に道を転じて、伊賀いが甲賀こうがを越え、伊勢いせへ出た。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)