生辰綱たんじょういわい)” の例文
いや、値十万貫もする“生辰綱たんじょういわい”なんてものを、このガツガツと飢えている世に、北京ほっけいから都まで、無事に送ろうなどという目企もくろみからして、自体無理なはなしでござんすよ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)