“生辰綱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうしんこう33.3%
たんじょういわい33.3%
ショウシンコウ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっかく、さい大臣の生辰綱しょうしんこう輸送の大役を果たしえても、後日、しゃの口からそんな讒訴ざんそ堂上どうじょうの耳に入れられたらすべては水の泡だろう。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや、値十万貫もする“生辰綱たんじょういわい”なんてものを、このガツガツと飢えている世に、北京ほっけいから都まで、無事に送ろうなどという目企もくろみからして、自体無理なはなしでござんすよ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
シカノミナラズ、夫人蔡氏サイシノ岳父、蔡大臣ノ都ノ邸ヘ向ッテ、連年、生辰綱ショウシンコウ(誕生祝いの金品)ヲ贈ルコト実ニ巨額ニノボル。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)