“理髪屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とこや60.0%
かみつみや20.0%
りはつや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゴンドラを繋ぐ、理髪屋とこやの標柱のような彩色棒の影が、水の上で、伸びたり縮んだり、千切ちぎれたり附着したりして、一日遊んでいた。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
わたしの家も気味の悪う御座ござんすけに、どこかに移転うつろうて云いおりますばってんが、この頃、一軒隣に、新しい理髪屋かみつみやが出来まして、賑やかしうなりましたけに、どうしようかいと考えります
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼は今朝、病院内の理髪屋りはつやで、のびきった髪を短く刈り、蓬々ぼうぼうひげをきれいに剃りおとし、すっかり若がえった。
脳の中の麗人 (新字新仮名) / 海野十三(著)