“理窟屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りくつや33.3%
ペダン33.3%
ペダンテン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「彼奴は理窟屋りくつやだよ。つまりああかえさなければ気がすまない女なんだ」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そして、すっかりロッシーニにかぶれた新流行が、ベートーヴェンを固陋な理窟屋ペダンだといい出した(47)
ベートーヴェンとモーツァルトは老いぼれた理窟屋ペダンテンだ。彼らの音楽を好んだのは前の時代の愚かしさ故だ。そしてロッシーニ以来はじめて人は旋律メロディーの何たるかを悟ったのだ。