“玉鋼”の読み方と例文
読み方割合
たまはがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真雄は、刀の地鉄じがねにする、玉鋼たまはがねを熔かす仕事に、顔まで、ほのおにしているので
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
極めて原始的な玉鋼たまはがねと称する荒がねを小さなふいごで焼いては鍛え、焼いては鍛え、幾十遍も折り重ねて鍛え上げた鋼を刃に用いたもので、研ぎ上げて見ると、普通のもののように、ぴかぴかとか
小刀の味 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)