“玄妙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんみょう80.0%
げんめう10.0%
ミスチック10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄妙げんみょうきわまる槍と、精妙無比せいみょうむひな太刀はここにたがいの呼吸をはかり、たがいに、のすきをねらい合って一瞬一瞬、にじりよった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そは玄妙げんめうの、靜寧せいねいの「」の大神おほかみ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
しかし、これだってよく考えて見れば、別に奇異ファンタスクだの玄妙ミスチックだのという事柄ではない。要するに王様がここから連れ出されたと見せかけるためのトリックに過ぎない。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)