“獨逸”のいろいろな読み方と例文
新字:独逸
読み方割合
ドイツ87.5%
ラーマニア12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
税關吏は鞄の中は見なかつた。私が心配しながら通つた波蘭ポオランドから掛けて獨逸ドイツの野は赤い八重櫻の盛りであつた。一重のはもう皆散つた後である。
巴里まで (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
翌日フエデリゴはとある横町なる賃房かしべやに移り、己れは猶さきの獨逸ドイツ宿屋なる、珍らしき山と海との眺ある一間に留まりぬ。
うへなる美しきイタリアの中、ティラルリに垂れて獨逸ラーマニアを閉すアルペの裾に一湖あり、ベナーコと名づく 六一—六三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)