“献立”のいろいろな読み方と例文
旧字:獻立
読み方割合
こんだて92.0%
こんだ8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正式の寸法の割合として、たとえば坐像二尺の日蓮にちれん上人、一丈の仁王におうと木寄せをして仏師へ渡します。結局つまり、仏師が彫るまでの献立こんだてをする役です。
明治の元勲げんくん井上侯のように、あるいはアイゼンハウワーのように、来賓らいひんに供する料理は必ず自分でつくる、あるいは監督もする、献立こんだてはもちろん。
味覚馬鹿 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
実は退引のっぴきならぬ二人の間のわだかまりの晩を、この献立こんだてで、一挙に片付けようとしたのも無理のない成行でした。
が、「今日きょう献立こんだて」はあっても、洋食の食べかたなどと云うものはなかった。
たね子の憂鬱 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)