独立どくりふ)” の例文
旧字:獨立
然るに戴笠の岩国に来たのは、僧となつて独立どくりふと号した後で、寛文中の事となるらしい。嵩山の歿年万治二年と云ふにかなはない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
墓は檗山竜興院の墓地、独立どくりふの墓のかたはらに立居候。前面には錦橋池田先生墓、(此一字不明)弟子近藤玄之、佐井聞庵、竹中文輔奉祀、右側には文化十三年丙子九月六日と有之候。其他何も刻し無之候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
独立どくりふの塔に隣りて池田錦橋の墓あり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)