“爲出”のいろいろな読み方と例文
新字:為出
読み方割合
しいだ40.0%
シイダ40.0%
しで20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ベンヺ だまってゐたら、其上そのうへに、なに爲出しいださうもれぬわい。
てんでに、自分の出た村方の手藝を覺えて居て、其を、仕へる君の爲に爲出シイダさう、と出精してはたらいた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
爲出しでかしやせんかと思ふとつた。これからは夜遲くまでランプを點けて置かせんやうにしませう。勝も他所よそへ行つて辰一人が二階に居ることになると不用心で仕樣がないから。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)