燧金ひうちがね)” の例文
神棚の燈明とうみょうをつけるために使う燧金ひうちがねには大きな木の板片が把手とってについているし、ほくちも多量にあるから点火しやすいが、喫煙用のは小さい鉄片の頭を指先でつまんで打ちつけ
喫煙四十年 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「それでは燧金ひうちがねがさかさだ」
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)