“無縁仏”の読み方と例文
読み方割合
むえんぼとけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「浄閑寺の投込みは、くるわの女郎衆で、引取ひきとにんのない者だけを埋葬する所。地廻じまわりの無縁仏むえんぼとけまで、ひきうけてくれるでしょうか」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「後年、無縁仏むえんぼとけとなって、源三郎塚……とでも名がつくであろうよ」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
つまり、無縁仏むえんぼとけというものです。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)