無二膏むにこう)” の例文
種々いろいろ仕掛は楽屋にちゃんと用意してあるはずだ。顔へすすを塗る手は古いが、眼尻へ鬢付油びんつけあぶらを塗って、頬の引っつりを無二膏むにこうこしらえるとは新手あらてだったね。
赤い無二膏むにこうをベットリ塗った、掌の半分ほどのきれが付いていたのです。