“灯光”のいろいろな読み方と例文
旧字:燈光
読み方割合
あかり75.0%
ひかげ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でもその一節は光線と視力との関係を論じ、蝋燭ろうそくを二本けてその灯光あかりをどうかすると影法師が如何どうとかなると云う随分むずかしい処で、島村の飜訳した生理発蒙せいりはつもうと云う訳書中にあるはずです。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
彼女は、だんだん、灯光あかりに遠い、横手の方へ、塀についてまわって行った。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
百目蝋燭ろうそくを、ともしつらねた灯光ひかげが、金屏風に、度強どぎつく照り映えるのも、この土地なれば、浅間しからずふさわしく見える。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)