“漢楚”の読み方と例文
読み方割合
かんそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも「八犬伝」「三国志」「漢楚かんそ軍談」などは非常に興味を持って、たいていは読み通したのである。これがため自分ながら読書力は大いに進んでいたように思った。
わが中学時代の勉強法 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
烏江うこう水浅みずあさくして騅能逝すいよくゆくも一片いっぺんの義心ぎしん不可東ひんがしすべからずとは、往古おうこ漢楚かんその戦に、楚軍そぐんふるわず項羽こううが走りて烏江うこうほとりに至りしとき、或人はなお江を渡りて、再挙さいきょの望なきにあらずとてその死をとどめたりしかども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
漢楚かんそ軍談のむかしと明治の今日こんにちとは世態せいたいもとより同じからず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)