“温霧谷”の読み方と例文
読み方割合
キャム100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてその、温霧谷キャムの速流氷河を十五マイルばかり登ったあたりに、大地軸孔がおそろしい口をひらいている。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そしてちょうど、カプールを発った五十日目あたりに、温霧谷キャムの速流氷河の落ち口にでたのだ。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
濃霧ガスの暗黒の底から盛りあがる氷の咆哮ほうこうを聴きながら、温霧谷キャムの化物氷河を渡ったのである。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)