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清五郎
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せいごろう
ふりがな文庫
“
清五郎
(
せいごろう
)” の例文
案内の女中に、笑いながらそんなことを言っている声がきこえ、濶達な足音が近づいてきて、
竹簀茣蓙
(
たけすござ
)
を敷いた次の間へ入って来たのが、丸三、佐原屋
清五郎
(
せいごろう
)
。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
×市、R銀行頭取、秀岡
清五郎
(
せいごろう
)
、六三歳、K飛行場(Hの次のエア・ポオト)迄
旅客機事件
(新字新仮名)
/
大庭武年
(著)
古井戸の前には見るから汚らしい
古手拭
(
ふるてぬぐい
)
が落ちて居た。私は昔
水戸家
(
みとけ
)
へ出入りしたとか云う
頭
(
かしら
)
の
清五郎
(
せいごろう
)
に手を引かれて、生れて始めて、この古庭の片隅、古井戸のほとりを歩いたのであった。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
取巻の
清五郎
(
せいごろう
)
は、芸者のお
袖
(
そで
)
を相手に、引っきりなしに
拳
(
けん
)
を打っておりました。貫兵衛の義弟で一番若い
菊次郎
(
きくじろう
)
は、それを面白いような苦々しいような、形容のしようのない顔をして眺めております。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“清”で始まる語句
清
清々
清水
清浄
清冽
清楚
清潔
清元
清洲
清明