混雑紛どさくさまぎれ)” の例文
旧字:混雜紛
と云いながら、窓を立て切って、各々めいめい囲炉裏いろりはたへ帰る。この混雑紛どさくさまぎれに自分もいつのにか獰猛どうもうの仲間入りをして、火の近所まで寄る事が出来た。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)