淡青黄色うすあをぎいろ)” の例文
そこからはそよ/\と風にさゞなみをうつてゐる広い青田が一と目に見わたされ、松原の藁屋わらやの上から、紺碧こんぺきの色をたゝへた静かな海が、地平線を淡青黄色うすあをぎいろの空との限界として
或売笑婦の話 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)