涅槃さとり)” の例文
つまり「酔生夢死」をしないということで、つまり涅槃さとりの世界に安住するその気持を歌ったもので、ボンヤリ一生を送らないということです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
ところで究竟ということは、つまり「究極」とか「終極」とか「最後」などという意味で、最終の最上なる涅槃さとりが、すなわち「究竟涅槃くきょうねはん」です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
ところで、なにゆえに「涅槃さとり」のことを「滅」というかというに、元来「涅槃ねはん」の梵語ぼんごは、ニイルヴァーナで、「吹き消す」という意味なのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)